UNTRACKがウェアを展開する理由──バッグだけでは伝えきれないブランドの世界観をカタチに

暮らし方や働き方が多様化する中で、必要なのはシーンレスに使える“道具”たちです。UNTRACKはその価値観を、バッグだけでなくウェアというカタチでも届けたいと考えました。その想いを少しだけお話しさせてください。

バッグとウェアで世界観を伝える

バッグブランドでありながら、なぜウェアを手がけるのか。その理由はとてもシンプルで、UNTRACKというブランドの世界観を、もっと深く、もっと立体的に伝えたかったからです。

 バッグは荷物を入れる道具としての機能を備えながらも、スタイルを表現するアイテムでもあります。そしてその考え方は、服にもそのまま当てはまると感じています。移動の途中で、あるいは仕事と遊びの境目で。さまざまなシーンに自然に馴染み、ストレスなく過ごせるような服。それがUNTRACKが目指す、もうひとつの道具です。

より深くブランドイメージを届けられる

もともとブランドの立ち上げ当初から、バッグとウェアをセットで展開する構想はありました。むしろウェアという選択肢を加えることで、UNTRACKとしての世界観をより深く表現できると考えています。ブランドにとって、世界観の発信はとても大切な要素です。バッグ単体では伝えきれない価値観やスタイルを、洋服という道具を通して伝えられる。そう感じたことが、ウェア展開の大きな動機になりました。

 実際、エルメスをはじめとする多くのトップメゾンも、もともと馬具やバッグなどの道具づくりからスタートしながら、今では洋服を通してブランドのイメージを発信しています。UNTRACKも同じように、バッグメーカーでありながら、ライフスタイル全体を提案できる存在でありたい。そんなブランドを目指して、UNTRACKが伝えたい価値観や哲学を、服というカタチでも体現していきたいと考えています。

暮らしに寄り添う、もうひとつの道具として

ウェアを展開するにあたっても、UNTRACKはバッグと同じ視点で、実用性とデザインの融合を追求しています。その象徴が“着るバッグ”という発想でつくったウェアです。多くのポケットを備えながら品位を損なわず、財布やスマホを入れても体の動きを妨げないように。そんな工夫を細部に込めています。

 単なるバッグブランドにとどまらず、暮らしの中で本当に使える道具を提案したい。この想いがあるからこそ、私たちはバッグとウェアの垣根を超えて、ものづくりを続けています。UNTRACKのアイテムが、みなさんの日常に寄り添えられるように。

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